
飲食業のDRM戦略その3
前回は、集客についてお話ししましたね。
今回は次のステップである、信頼フェイズについてお話ししようと思います。
どのような業態でも、お店や商品に対する信頼がなければ、事業は成り立ちませんよね。
お客さんが、お店に来てくれるようにするには、集客の技術が必要ですが、もう一度この店に来たいと思わせる、リピーター戦略は、信頼関係がなければできるものではありません。
ここでは、いかにして信頼関係を築けるかということについてお話ししたいと思います。
飲食業に限った話ではないのですが、商売では一見客よりも、リピーター(上顧客)様をどのようにして獲得できるかにかかっているのは、皆様ご存知の通りです。
コアリピーターを獲得するのが、商売にとって命綱だということですね。
お客様目線で考えたら、初来店の時に、次に来るかどうかを決めることになるでしょうから、初来店の瞬間が勝負の分かれ目です。
したがって、初来店してくれたお客様に精一杯のサービスをする必要があります。
また次に行きたいと思わせるような仕掛けを用意しておく必要があるでしょう。
じゃぁ、信頼を得るにはどうすれば良いのでしょうか?
すべての人に、支持されると言うのは、不可能なことですよね。
100人中100人に好印象を与える事は、現実的に考えて不可能です。
来店者新規100名の場合、あなたのお店に、リピーターとして再来店してくれるお客様は、何にいるでしょうか??
一般的な飲食店の場合で言いますと、「初来店する」→「メニューを注文する、食べる」→「お勘定をして帰る」このような流れになると思います。
この単純な流れを見た場合、この初来店してくれたお客様は、リピーターになると思いますか?
私はリピーターになる確率が低いと思います!
一般的な飲食店の場合は、お客様が来て注文して食べて帰るだけなんです。
これではダメです!!
それではどうしたらいいのか考えていきましょう。
初来店してくれたお客様がどのようにすれば再来店(リピーター)になってくれるかを考えていきますけども、この方法は1つの例として考えてみてください。
それでは、初来店してくれたお客様にするべき事は、飲食店であれば、初来店客様のサービス商品を1つ加えるのはどうでしょうか?
店長からのサービスと言うことで何かトッピングでもいいので、何かサービスをしてあげると言うのが1つの手だと思います。
これは典型的なやり方ではありますが、やらないよりやった方がリピーターになる確率は上がることでしょう。
次に、再来店につながる仕掛けを用意する必要がありますね。
これも典型的なやり方ではありますが、再来店につながるクーポンの配布や、ポイントカードの発行等があります。
ここで注意しなければいけない事がひとつあるのですが、クーポンやポイントカードはお客様が使いたくなるような魅力的な物にしなければいけません!
ポイントカードの使い方でよく間違えてる場合があるのですが、1回来店するたびにポイントを1つ獲得できるポイントカードを作った場合、10個も20個もポイントを獲得しないと何かメリットがないような・・・そんな意味のないポイントカードを作っているお店が多々あります。
これではポイントカードを持って、そのポイントを貯めて使うと言うことを、ほとんどのお客さんはしなくなってしまいます。いっぱい貯めないとサービスが受けれないポイントカードは意味が無いんです!
新たにポイントカードを作る場合は、2回目来店ぐらいで、もうポイントカードが使えるぐらいの、貯まりやすいポイントカードを作って下さい。
そしてもう一つ重要なポイントがあるのですが、それはできる限りお客様の個人情報(住所・電話番号・LINE ID)などを入手する方法を考えておく必要があります。
飲食店の場合、このような個人情報を集めるのは、かなり難しいとは思いますが、当協会が教える、【お客様リスト収集方法】をしっかり学べば、不可能ではありません。
その方法は『DRM大学』の講義内容で詳しくお話ししていますので、興味のある方はDRM大学にご参加ください。
それでは長くなったので今日はこの辺で・・・
また見てくださいね。
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